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神奈川県立総合教育センター
学習指導案
 
小学校(国語科)
言葉っておもしろいな 〜方言と共通語〜
   国語科では、言葉で伝え合う能力を高めることを目標に位置づけており、自分の考えを論理的に述べる能力、目的に応じた表現力や読み取る能力を育成することが求められています。これらの能力を育成するためには、児童が目的意識や課題意識を持って話す・聞く・書く・読むなどの学習活動を行うことが大事なポイントとなります。また、課題について調べたり、まとめたりしたことを相手に伝える活動を行うとき、ITは大きな力を発揮します。
 そこで、本単元のねらいを、方言について興味・関心を持って調べ、自分なりの方法でわかりやすくまとめることと定め、@調べる Aまとめる B発信する C相互評価する、それぞれの学習過程でIT機器を効果的に活用する学習指導案を作成しました。。
四年○組生活白書を作ろう(小学校 第4学年)
   学習指導要領の改訂においては、国語科では、言葉で伝え合う能力、特に論理的に意見を述べる能力の育成が重視され、児童が相手意識や目的意識をもって活動する工夫が必要であるとされています 。そこで、4年生が生活白書を書く単元を使って、読み手は「同じ中学校区の他の小学校の同級生」、書く内容は「自分たちの日常生活に対する疑問点を調べて分かったことと考えたこと」と設定して、その具現化への一例を考えてみました。その際、報告する文章が書けたという満足感を全員が味わえるようにするため、グループ内での学び合いの場を設定しました。
小学校(社会科)
工業生産を支える人々 (小学校 第5学年)
    〜地域の自動車工場をたずねて〜
   子どもの思いや願いを生かした小学校5年社会科の学習指導案です。 「こうありたい」という願いを持って、現実の社会を見ることにより、主体的な調べ学習を促すことをねらいとしました。その結果、子ども一人ひとりに、社会に対する見方・考え方が育っていく授業実践の記録も紹介しています。 なお、この指導計画と実践記録は、「総合的な学習」の時間の参考資料としてもご利用いただけると思います。
世界の平和と日本の役割(小学校 第6学年)
   本単元「世界の平和と日本の役割」は、三つの小単元で構成されています。ここでは、その内「ユニセフの活動と国際連合の働き(3時間)」を中心に紹介しています 。本指導案では、子どもが主体的に学びを展開できるよう学習問題をもつ過程を大切にしてあります。また、授業の計画は、教科目標と目の前の子どもを思い描くことにより始まるとの思いから、本時展開は、具体的な子どもの姿(発言)を中心にまとめました。 実際の学習展開にあたっては、学校・子どもの実態等によって、展開を工夫する必要があります。
小学校(算数科)
かけ算九九をマスターしよう! 〜数と計算〜
   2年生のかけ算九九の学習は、その後の算数科の学習を進めていく上で非常に重要な計算の基礎・基本となる学習です。しかし、その学習指導は、計算カードを暗唱する方法を中心に行われることが多く、新しい指導方法があまり開発されていないのが現状です。
 そこで本事例では、表計算ソフトの様々な機能を活用し、児童個々の能力とめあてに応じた学習が展開できるように工夫しました。
 本時の授業は、九九の学習が一通り終了した後の総まとめの学習であるとともに、学習したことがどの程度身に付いているか力試しをしたり、評価をしたりする授業でもあります。ここでは、個に応じた学習として三つのコースを用意しました。ITの活用により、児童が楽しく意欲的に取り組むことを期待しており、算数の基礎・基本となる計算能力の習熟を図ることをねらっています。
表とぼうグラフ(小学校 第3学年)
   学習指導要領の改訂において、算数科の目標の中に「算数的活動」、「活動の楽しさ」という新しい表現が含まれるようになりました。 算数的活動は、児童が目的意識をもって取り組む算数にかかわりのある様々な活動を意味しています。 そこで、「表とぼうグラフ」の学習に実生活の事象に結びつけることができる内容と算数的活動を取り入れた学習指導案を作成しました。
小学校(理科)
体のつくりや働きを考えよう 〜人や動物の体〜
   学習指導要領においては、基礎・基本を確実に身に付けさせ、それを基に、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することを基本的なねらいとしています。 ITを活用することは、授業における指導の充実を図り、児童の思考を助け、学習内容の理解を深めることなど、このねらいを実現するために有効です。
 このため、ここでは、児童が体内の器官のつくりや血液の流れ等を視覚的にとらえることができる教材として、学校教育放送番組を編集したビデオを中心に教育用ソフトやインターネットを活用した学習指導案を作成しました。
かん電池や光電池のはたらき(小学校 第4学年)
   今回の学習指導要領の改訂で、小学校理科「物質とエネルギー」領域では、ものづくりの活動が重視されました。 ここでは、ものづくりが単元のまとめとして位置づくような構成とし、単元や本時の評価計画、観点別評価の具体例等をていねいに記述しました。 また、単元設定の理由では、単元観、児童観、指導観に分けた記述の参考となるよう留意しました。
小学校(生活科)
もっとしりたいな町のこと
   生活科では、具体的な活動や体験の重視・知的な気付きを大切にする指導が求められています。
 そこで、子どもの関心・意欲を高めたり、気付きを確かにし新たなものに興味を抱かせたりすることができるように、効果的なITの活用のあり方をさぐり指導計画を作成しました。
 教師が実際に地域をまわり、興味・関心を高め、気付きをうながすような情報を探し、教材研究に力を入れました。また、活動後の評価をもとに、次の計画を修正・変更するなど、指導と評価の一体化を図りました。
地域の特色を生かした単元指導計画 (小学校 第1学年)
   あきをたのしもう 〜校庭の秋 見つけたよ〜
   秋をたのしもう 〜遊水地で秋を見つけよう〜
   秋のおぎのをたんけんだ 〜川原や野原へたんけんだ〜
   あきさがし 〜つくって遊ぼう〜
   地域の特色を生かしながら、子どもの気づきを大切にする指導を目指して作成した、1学年の秋に実践する単元指導計画です。 子どもに気づきを大切にした指導ができるように、予想される気づきを、できるだけ具体的に、子どものつぶやきや行動などで示し、それに対して、教師は、どのような言葉がけをしたらよいか、どのようにかかわったらよいかを考え、「気づきを大切にする教師のかかわり」として示しました。 また、このことを実践を通して検証し、指導するにあたって教師が大切にしなければならないことは何かを考察しました。
学校探検をしよう、公園へ行こう(小学校 第1学年)
   1学年の1学期に実施されるであろう、活動の展開を考えました。 作成にあたっては、子どもの意識の流れを大切にし、他教科等との関連を図ることも考慮しました。 さらに、指導計画とともに評価計画を作成しました。そして、評価規準をもとに予想される子どもの活動の姿を評価の視点として示し、できるだけ活動の様子を見取れるように工夫しました。 また、評価計画をもとに指導上の留意点を考え、より適切な指導ができるよう配慮しました。
小学校(「総合的な学習の時間」)
英会話学習 (小学校 第4学年)
   〜お話の世界〜
   国際理解のために小学校で英会話学習を行うにあたっては、活動や体験を通した学びをいかに取り入れるかが重要です。ここでは、子どもたちが楽しみながら英語に触れ、意欲的にコミュニケーションを図ろうとする授業のあり方を探ってみました。 授業実践にあたり、子どもの思いや願いを題材や活動に生かすことが、子どもが意欲的に取り組み、英語に親しみながらコミュニケーションを図ろうとするために重要であるという視点に立ちました。 子どもたちへのアンケートを参考にして、大好きで最もやりたいというゲームと、次に多かった外国の物語を聞くことを授業に取り入れました。 今回の授業では、「The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)」という絵本を教材に使って、食べ物、昆虫等の身近な題材を選定し、また、マッチングゲームと読み聞かせの活動を取り入れて学習指導案を作成しました。
小学校(道徳)
おもいやりってなんだろう (小学校 第4学年)
   〜どうしたらいいの〜
   これは、小学校における道徳の時間の学習指導案として研究開発したものです。 学習指導要領では、「体験活動等を生かした心に響く道徳教育の実施」が重点項目として掲げられています。特に、道徳教育のかなめの時間となる道徳の時間は、子どもたちの体験活動が十分生かされる指導展開の工夫が必要になってきます。そこで、体験活動を、補充、深化、統合する時間としての道徳の時間の学習指導案として開発し ました。
中学校(国語科)
短歌を映像で表現して伝えよう 〜短歌の世界〜
 

短歌や俳句などの学習において、作品から想像した場面を絵画に表すという活動が取り入れられることがあります。鑑賞文などに表現しきれない自分の感じ方を表現できるため、多くの生徒は、このような活動にたいへん意欲的に取り組みます。短歌や俳句を絵画に表現するというのは、それらに対する関心を高め、想像力をふくらませていくことができる活動だといえます。
 この指導案では、発展的な学習として、プレゼンテーションソフトを活用し映像として表現するようにしました。色の変更が比較的簡単にできるようになったり、音や動きを加えたりすることができます。これによって、短歌から読み取ったことをより豊かに表現することができ、生徒の学習に対する意欲も高まると考えられます。

古典の「みやびな物語」の世界にふれる(中学校 第3学年)
   選択国語の学習材として「伊勢物語」の「東下り」を取り上げました。 まず、この作品の内容や「和歌」の技巧、さらには主人公と目される在原業平の生き方に触れています。 その後、課題について調べたことを、グループ内で発表したり、修正したりして、新たな「ものの見方・感じ方・考え方」をもてるような機会をつくりました。 これによって、進んで「古典」に親しむ契機となるようにするとともに、高等学校での古文学習につながる発展的学習となるように配慮しました。
中学校(社会科)
欧米諸国のアジア進出と日本の開国(中学校 第2学年)
   これは、中学校社会科の歴史的分野の学習指導案として開発したものです。本時「ペリーの来航と開国」は、郷土神奈川を歴史の舞台としており、授業を通して生徒がより歴史を身近に感じることができます 。導入では、デジタル情報を組み入れ、生徒の学習意欲を喚起するための工夫を行い、さらに、作業的な学習の充実を図るために、ワークシートを添付しました。また、授業で目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)を行うために、評価の観点も明記しました。
中学校(数学科)
課題学習「名前で考えよう」(中学校 第3学年)
   これは、中学校第3学年の数学科の学習指導案です。「Four Fours」という四つの4を使ったパズルを基に考案したもので、名前の画数を使って、数を作り出していく教材です。 先ず、自分の名前の画数を調べることで生徒に興味をもたせ、また各自扱う数字が異なるので、全員が主体的に取り組め、計算の過程や式づくりの楽しさを感得すことができるものになっています。 さらに、グループごとの活動では、自分とは違う見方・考え方に触れることにより、「学びあい」「高めあう」学習状況が生まれ、数学的活動の楽しさを味わえるように工夫しました。
中学校(理科)
物体の運動のようすを調べよう 〜運動とエネルギー〜
   従来、物体の運動の様子を調べるためには、記録タイマーを用いていましたが、この学習指導案では、「記録タイマー」のかわりに「ビデオカメラ」を利用しました。
 「ビデオカメラ」を利用することで、「記録タイマー」では記録することができなかった物体の運動の様子を調べることができますので、より生徒の興味・関心に沿った実験をすることが可能になります。
植物の体のつくりと働きを調べよう 〜植物の生活と種類〜
   植物は日光が当たると、二酸化炭素を取り入れて酸素を出し、葉でデンプンなどの栄養分をつくることは小学校で学習していますが、ここでは、実験を通して体験的に学習し、理解を深めることをねらいとしました。
 本時は、BTB液の色の変化を利用して、水に溶けている二酸化炭素を植物が光合成で利用することを調べる実験です。
 その時、教師があらかじめ作成したプレゼンテーションを利用して、実験方法の説明や内容のまとめを確認します。
火山の噴火のようすを観察しよう 〜大地の変化〜
   世界中の様々な火山の噴火の様子を、学校教育放送番組(神奈川県教育委員会制作)から取り出した映像資料(ビデオクリップ)を視聴することにより観察します。
 そして、自分たちで調べる火山を選び、その火山について「調べ学習」を行い、発表します。
大地の変化
   〜地層と過去の様子〜
   本指導案は、四つのパターンの違った野外観察プログラムです。 ここでは露頭観察や化石採取を通して生徒が驚きや喜びを感じながら、地層に関しての興味関心を高めることができます。 地層を構成する砕屑物の粒度,火山噴出物,産出化石などから地層のでき方や広がり,時代的な隔たり,大地の変動などを学ぶものです。
中学校(音楽科)
ヒット曲をつくろう 〜表現・創作領域〜
   音楽科の指導領域の中で、指導が難しいといわれている「創作」領域において、専用ソフトウェアをフル活用することにより、楽典的知識や鍵盤楽器演奏能力の負担を取り除き、生徒が感覚的に創作活動に取り組めるような題材計画を作成しました。
 題材前半では楽譜を示さず、使用するソフトの特徴を生かして「図形」として見える形で歌づくりをし、「創作する楽しさ」を味わうことをねらいとしましたが、単なる「ソフトの機能」を習得する学習にならないよう、後半では、別のソフトを使って作品を楽譜化し、譜面上で副旋律を付けて作品を練り上げていくという流れにしました。生徒が、日常の学習の多くを占める「譜面を表現する」のではなく、「表現を譜面にする」体験をしながら、創作活動に取り組むことができるのが、本プランのポイントです。
日本の旋法による音の重なりを味わおう(中学校 第3学年)
   本指導案では、平成14年度より中学校で必修となった「和楽器」を扱った授業プランをとりあげました。 必修音楽で何らかの形で箏を扱った経験があることを前提に、選択音楽において地域の演奏家をアシスタントティーチャーとして招くことができた場合を想定しています。 授業時間数の関係から、必修音楽の段階においては「楽器に触れる」といった程度が精一杯と考えられますので、その経験を生かし選択音楽において「さらし」「合いの手」などを加えたアンサンブルを経験させるという展開の中で、生徒が和楽器により親しむ契機となるように配慮しました。
中学校(技術・家庭科)
技術科  身の回りにあるものを整理する製品をつくろう
   技術・家庭科の技術や“ものづくり”の授業において、作品を製作する際に使用する工具(切断する工具)について、材料の特徴と使用に適した工具を調べ、実際に体験した結果を、学校内の掲示板(ネットワーク上)で発表することで、課題や成果などを出し合い、お互いの情報の共有を通して、学習を深めていきます。
技術科 技術とものづくり(一部 情報とコンピュータを含む)(中学校 第1学年)
   〜インテリア製品を製作しよう〜
   本指導案は、「技術とものづくり」を指導する過程で情報とコンピュータを少し取り入れながら、進めるようにしてあります。 また、ものづくりについては、生徒の思いを実現するため、実習は個々のペースで進められるようにし、これを支援するという形で作成しました。
中学校(外国語(英語)科)
The United Kingdom(中学校 第2学年)
   わたしが授業で重視していることは次のことです。
  @簡単な英語を使って教科書の導入を行う。
  Aパターンプラクティスを行い、全員が自信を持って新出文を言えるようにする。
  B内容の理解がすんだら、暗唱が出来るまで教科書の音読練習を行う。
 音読することによって、生徒は自然なリズムやイントネーション、発音を身に付けていく。このように授業を組み立てることで、実践的コミュニケーション能力の基礎が養われていくと確信しています。
高等学校(国語科)
国語総合 意見文の書き方を学ぼう
   新聞の投書欄には、様々な立場の読者のいろいろな話題が掲載されています。ここでは投書を読み手、書き手の両方の立場から分析し、不特定多数に向けた意見文の書き方の基本を学習します。
 本指導案はITを活用した授業の一例として、生徒がネットワーク上で、意見交換を行う内容となっています。
 ネットワークを利用することにより、回収、印刷、配布等の作業が不要となるため、生徒同士の意見交換に十分な時間を取ることができます。また、本指導案では、一般的な表計算ソフトウェアのみを使用しています。
国語総合 漢詩に親しむ(高等学校 第1学年)
   本指導案では、「詩経」の「桃夭」、「陶潜の詩」の「責子」、「唐詩」の「子夜呉歌」「送元二使安西」「登岳陽楼」をとりあげました。 まず作品ごとに「時代背景」や「作品の成り立ち」さらには「作者の人物像」を探り、「作品の内容」の読み取りを行います。 その後、発表や話し合いなどの場面をもつようにしています。 この展開の中で生徒が、「漢詩」が自分たちの生き方に通じる面をもつことを知り、生涯にわたって古典に親しめる契機となるように配慮しました。
高等学校(地理歴史科)
地理A 「頭の中の地図」を表現しよう 〜現代世界の特色と地理的技能〜
   地理A「身近な地域の国際化の進展」の学習指導案です。空間認識を広げていくきっかけとして、身近な地域社会を認知する方法を身につけるために、メンタルマップを作成します。その際、コンピュータを利用し、頭の中の地図を表現するための情報収集と具体的な地図化作業を行います。そして、空間認知の整理の仕方や空間認識を広めていくために有効な手段があることに気づかせます。
 コンピュータ(画像編集ソフト)を利用することにより、生徒の興味・関心高めるとともに、情報の整理には様々な方法があることに気づかせながら作業を進めます。
日本史A 歴史と生活(交通・通信の変化)(高等学校)
   〜通信の変化と生活〜
   学習指導要領で新設された「歴史と生活」の学習指導案です。 日本史Aの導入として実施することを考え、歴史に対する関心や興味を呼び起こし、生徒の学習意欲を高めることをねらいとして作成しました。 また、平成17年度を目標に、すべての教室に導入される予定の2台のコンピュータの活用も意識しました。コンピュータの操作方法については、中学校「技術・家庭科」で学習し たことを前提としています。なお、新設される教科「情報」のねらいである「情報化の進展が人間や社会に及ぼす影響を理解し、情報社会に参加する上での望ましい態度を育成する」について、この単元でも考察できればと考えています。
高等学校(公民科)
現代社会 現代に生きる私たちの課題(高等学校 第2学年)
   〜地球温暖化〜
   これは、「情報」をキーワードとした、高等学校公民科「現代社会」学習指導案です。学習指導要領の大項目「(1)現代に生きる私たちの課題」の部分にあたり、その目的に添ってこの指導案では、地球温暖化問題を自己の課題として捉え、高校生を対象とした調査を通して、その課題を多様な観点から追究することを目指しています。また、調査とその結果の分析過程を通して情報活用能力の育成を図ることを目指します。
高等学校(数学科)
数学T グラフの特徴を考えよう 〜二次関数のグラフ〜
   数学科の授業において、生徒の理解を深めるためのIT活用は数多く試みられていますが、ここでは板書の重要性に注目してみました。関数の視覚的表現であるグラフを効率的に黒板に表現する方法を考えました。
 関数グラフ表示ソフトをプロジェクタで黒板に投影することによって、より多くのグラフを短時間に描くことができ、生徒が容易にその規則性や性質を見つけることができます。これにより、生徒にゆとりができ、数学的な見方や考え方を育てることができます。
数学基礎 「でたらめ」の科学 (高等学校 第1学年)
   平成15年度から高等学校では学年進行で新学習指導要領が実施されますが、数学科においては、「数学基礎」は選択的に履修できる必履修科目の一つとなります。 この科目はどの学年でも履修可能で、内容も数学と人間のかかわりなど、身近な話題が多く、生徒の興味関心を引き出すには格好の教材です。 本指導案は、「数学基礎」の中の一つの章に着目し、ある高等学校で、数学の学力のそれほど高くない生徒を対象とした少人数指導の研究授業実践に使用したものの一部を修正したものであり、教材もシンプルで、今後の参考例になると考えています。
高等学校(理科)
物理U 課題研究(高等学校 第3学年)
   〜磁場の測定〜
   課題研究において、電磁気に関する事象を取り上げ、物理学的に探求する方法の習得と問題解決能力の育成を図る指導案を作成しました。 磁石やコイルの磁界を自作の磁束計で詳しく測定し、発展的に探求させ、磁界に対する理解を深めます。 実験データの処理にコンピュータを用いコンピュータ利用の有用性についても考えます。 また、研究報告書を作成し、それを元にしての研究発表を行うことにより、表現力の育成をも図るように工夫しました。
化学 無機物質(高等学校 第1,2学年)
   アルカリ金属とアルカリ土類金属は,周期表の左端に位置し,その性質には共通するものが多く,ともにイオン化傾向の大きい銀白色の柔らかい金属であり,また,きわめて酸化されやすく,水酸化物は強塩基となります。 ここでは,単体の例としてナトリウムを取り上げ,その化学的性質等を探究するための学習指導案および実験ワークシートを作成しました。 灯油と水の2相の液体中でナトリウムが灯油中を上下に運動する実験は、生徒の興味関心を高めるとともに科学的思考力の育成に有効であると考えられます。
生物 生命の単位−細胞(高等学校)
   細胞膜の性質について学習するための導入段階における学習指導案と実験ワークシートを作成しました。 単細胞で遊泳性のないミカヅキモに、スクロース水溶液やエチレングリコール水溶液を加えて、原形質分離と原形質復帰の様子を顕微鏡観察し、生きている細胞膜の透過性について考えるための手立てとします。 原形質分離と原形質復帰の現象については、実験を通して、具体物を観察することにより理解を助けます。
地学 大気のすがたと変化
   フラスコの中で雲が発生することの観察に加えて、乾燥した空気と湿潤な空気を膨張・圧縮したときの温度変化をデジタル温度計でリアルタイムに測定することにより乾燥断熱変化と湿潤断熱変化の理解が深まる実験です。 モデル実験ではありますが、温度変化がデジタル温度計の利用により瞬時にわかるので生徒は驚きの表情を示し、雲ができたり消えたりする気象現象への興味・関心を高めるために有効な探究活動です。
高等学校(外国語科)
英語T Eメールを使って英語で表現しよう
   姉妹校とのEメール交換という機会を設定し、書くことを中心とした表現の能力育成を目指しています。
 自分の意見を主張し、相手からの反応を得ることで、お互いの考え方や論理構成の仕方、価値観の相違などを学ぶとともに、Eメール交換という大きなプロジェクトに向けて、英語の表現力を磨こうとする意識づけをしました。
高等学校(芸術科)
美術T 絵画・彫刻(高等学校 第1学年)
   〜コラボレーション絵本〜
   本題材は、比較的短期間で扱える、絵本制作のための準備的題材として構想しました。 表現形式として顕著な特徴をもつ絵本を取り上げ、表現形式の体験的理解と、それを生かした編集・構成能力の育成を主なねらいとしています。 抽象形態からのイメージ形成や、共同制作によるイメージの交感など、学習指導要領の目標に掲げる「感性」を十全に働かせるよう企図しています。
高等学校(家庭科)
家庭総合 調理での計量を考えよう 〜調理の基礎〜
   本学習指導案は、調理実習の主体的な実習計画作成にかかせない、調理における基礎的・基本的な技術の定着をめざしたものです。
 小・中学校での、調理実習の経験を生かしながら、高等学校の調理室を知り、与えられた環境の中で、効率的に実習することを通して、考える力の育成をねらいとしました。
 また、自作のデジタル教材を使うことで、計量方法や調理の技術を視覚的に捉えやすくし、生徒の理解を深めるためにITを活用しました。
家庭総合 子どもを育てる立場から
   本学習指導案は、「家庭総合」の学習内容をライフステージごとにまとめ直し、「(2)子どもの発達と保育・福祉」の学習内容と他の項目の学習内容を関連させて構成した題材「子どもを育てる立場から」の小題材「ともに育つ」のものです 。ここでは、生涯発達の視点から、子育てを通して親自身も人間的に成長することに気付かせ、子どもを生み育てることの意義を考えさせることを目指しています。普通教科「家庭」の科目である「家庭総合」は、1・2学年で各2単位ずつ計4単位を履習することが多いと考えられるため、ここでは、1学年又は2学年での学習展開を想定して作成しました。
高等学校(情報科)
情報A 情報の統合的な処理とコンピュータの活用
   〜情報の統合的な処理〜
   本指導案は、「情報A」の「情報の統合的な処理」の学習として、自己紹介のホームページ制作を課題として設定し、文書処理、表計算、図形・画像処理、ホームページ作成ソフトウェアなどを、それぞれの情報の特性に応じて使い分けたり、組み合わせたりすることを通して、多様な情報の特性や特徴、さらには、統合化の効果や意義について考えることで、多様な形態の情報を統合的、主体的に活用することを目指すものです。
情報B コンピュータの仕組みと働き
   「情報B」はコンピュータの仕組みや情報を科学的に理解することに焦点を当てています。 その中の主要テーマのひとつとして、「コンピュータの仕組みと働き」を扱う単元があります。 この単元では情報の表し方と処理手順の工夫の必要性を理解させることが重要になりますが、ここでは、コンピュータを活用した情報の処理としてプログラミング実習を学習の中心に設定した指導案を紹介します。
高等学校(工業科)
情報技術基礎 コンピュータの周辺装置を調べ活用しよう 〜ハードウェア〜
   学習指導要領の改訂により、「情報技術基礎」は、従前の学習内容を基礎的・基本的な内容に厳選し、新たに、基礎的なマルチメディア技術を取り入れるとともに、普通教科「情報」が必履修とされたことにも配慮し、産業社会と情報技術に関する内容を新設し、工業における情報技術をより幅広くとらえる科目となりました。
 ここでは、論理回路、処理装置の構成と動作及び周辺装置を通して、ハードウェアに関する基礎的な知識や技術を習得できるような構成とし、教科書会社作成のコンテンツ「情報機器と情報社会のしくみ」を活用した学習指導案を作成しました。
高等学校(「総合的な学習の時間」)
総合的な学習の時間学習指導案 (高等学校 第1学年〜第3学年)
   自分と出会う 〜エゴグラムで自分を見つけよう!〜
   自分と出会う 〜ジョハリの窓を開ける〜
   自己を見つめる 〜Life Simulation〜
   これは、高等学校における「総合的な学習の時間」の学習指導案として研究開発したものです。 高等学校では、小学校・中学校での7年にわたる「総合的な学習の時間」の取組を受けて、「生きる力」の育成をねらいに、とりわけ「知の総合化」をはかり、「自己の在り方生き方」を探求することが大きなねらいの 一つになっています。 そこで、本学習指導案は、高等学校「総合的な学習の時間」のカリキュラムとして、自己の在り方生き方や進路を考察する学習、すなわち「キャリア・プランニング」をコアとした学習活動に着目し、体験活動や課題探求学習等を通じて、系統性のある 3年間の学習を展開することにより、生徒一人ひとりが変化の激しい社会の中で、自己を見つめる力、自ら生き抜く力を培うことをねらいとして作成されたものです。
盲・ろう・養護学校(「総合的な学習の時間」)

知的障害 小学部(国語) メッセージカードづくり

   特別支援教育においては、障害を補う機器として、また興味関心のある教材として、ITを活用することができます。障害のある子どもが情報機器を活用する場合、運動機能に合わせた設定や障害に応じた特殊な機器を利用したり、理解しやすい表示にしたりするなど、一人ひとりの特性に応じた技術的な支援を行う必要があります。また、情報の理解や機器の操作技術を身に付けるだけでなく、意志決定や自己表現を支援することも重要です。
 本指導案は、「自分で選ぶ」と「考えをまとめる」という活動について、ITを活用した支援をポイントとして作成しました。

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