メダカのページ

メダカ飼育槽

メダカの採卵

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 現在、総合教育センターでは、県内の河川別にメダカの系統維持を続けています。

 日本産のメダカにはペットショップで売られているヒメダカ、小川や沼・池に棲むクロメダカ、体が白いシロメダカなどが知られていますが、みな同じ種で学名は Orizias latipes といいます。

 メダカの体色は、ひれやうろこにある黒色素胞・黄色素胞・白色素胞と、眼球や腹部にある虹色素胞の4種類の色素胞の組み合わせによって現れます。また、赤色の色素を持たないので金魚のようなあかいめだかは現れません。



クロメダカ(野生型)

ヒメダカ

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4種類の色素胞すべてを持ち、体色は茶褐色  野生型(クロメダカ)が突然変異によって黒色素(メラニン)を作れなくなり、体色は黄色素胞の色(緋色)になる。野生型(クロメダカ)が突然変異によって黒色素(メラニン)を作れなくなり、体色は黄色素胞の色(緋色)になる。











 

雄雌の形態的な特徴

野生型(クロメダカ) 雄 野生型(クロメダカ) 雌
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  • しりびれが大きい(平行四辺形)
  • せびれに切れ込みがある
  • 繁殖期には腹びれが黒ずむ
  • しりびれは大きくない(三角形)
  • しりびれに黄色素胞がある
  • せびれには切れ込みがない

 

赤白メダカ

  研究用に作り出されたメダカで、雄は体色がヒメダカと同じ緋色で(赤と呼び)、雌は体色が白色(白と呼ぶ)です。この雌雄の体色は交配しても変わりませんから、性別が即座に識別できて便利です。

← 赤白メダカの雄

 ・黒色素(メラニン)を作らない。

赤白メダカの雌 →

・黒色素と黄色素を作らないので体色は白色。

 





 

神奈川県立総合教育センターで飼育している
神奈川県産野生メダカ

 

 国内に生息するメダカは、分類学的には同一種ですが、多くの種内変異が知られています。メダカは淡水魚なので地理的隔離を受けやすく、その結果生じた遺伝子構成の変化により、多くの地理的変異が生じたものと考えられています。また、アユやワカサギと異なり産業的価値がなかったため、稚魚の放流など人による影響が加えられることもなく、地理的変異がそのまま現在まで維持されてきたと思われます。

 現在当センターでは、個人や大学から提供された県内産の野生メダカを6系統飼育しています。

○小田原メダカA(酒匂川水系) 1979年酒泉満氏により小田原市で採集され東京大学理学部放射線生物学研究室で系統維持されていたもの、1993年より飼育。
○小田原メダカB(酒匂川水系) 1992年に小田原市内で採集されたもの、1992年より飼育。
○厚木メダカ(相模川水系) 1987年に厚木市で採集され水槽で飼育されていたもの、1994年より飼育。
○鎌倉メダカ(滑川水系) 1965年頃に佐助稲荷付近で採集され睡蓮鉢で飼育されていたもの、1994年より飼育。
○三浦メダカ(三浦半島水系) 1991年に三浦市で採集されたもの、1994年より飼育。
○藤沢メダカ(境川水系) 1957年に境川旧河道跡の蓮池で採集され池で飼育されていたもの、1996年より飼育。

 

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