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学力に関する研究(高等学校) 数学的リテラシー
目 的
  「生きる力」「自ら学び自ら考える力」の重要性が叫ばれる中、学習到達度の測定から一歩進んで、新しい学力観に基づく学力を把握する問題を開発することにより、「確かな学力」の育成に資する。
研究内容
OECDのPISAの問題分析を踏まえた問題作成方法の検討
予備調査の実施により作成した問題の検証
統計的処理方法の検討
「数学的リテラシー」に関する問題開発
研究概要
  現行の学習指導要領では、「生きる力」の育成が重視され、基礎・基本の確実な定着が求められています。一方、PISA調査は、学校で学習したことが卒業後にどれだけ生きて働く知識や技能になるかを見るもので、現行の学習指導要領の趣旨と合致する部分が多いことがわかります。
  PISAに準拠した数学的リテラシーの問題作成を行うため、PISA調査の基本的概念についての共通理解を図った後、過去のPISA調査の問題の分析を行いました。
  PISA調査では、数学化サイクルを〈現実世界の問題〉から出発して〈数学的問題〉→〈数学的解答〉→〈現実的解答〉→〈現実世界の問題〉と考えていることを明らかにすることができました。
    ※数学化とは、生徒が現実生活の問題を解決するために使用する基本的なプロセスのことです。
  「頭の中に数学があり、それに合わせて問題を作る」という発想から、「子どもたちがある問題を解決したい。だから、数学を使う」というものに転換して作問することが大切であることを明らかにすることができました。
  スーパーバイザーの指導・助言のもと、全10回の調査研究協力員会を開催し、その結果、2セットの問題を完成することができました。内容的には、実生活で見られるような数学的概念のまとまりである「量」「空間と形」「変化と関係」「不確実性」についてバランスよく作問することができました。



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