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授業評価に関する研究
目 的
  学習者にとって「わかる授業」「魅力ある授業」の実現をめざして、教員が望ましい授業の創造と工夫を図るため、生徒や保護者その他外部関係者による授業評価の方法やシステム等について実践的な研究を行う。
研究内容
授業評価に関する事例研究
授業評価の方法や意義に関する調査研究
授業評価システムの開発
授業評価の実践に向けた諸課題の整理
研究概要
  本研究では、平成17年度から県立全高校で始まる「生徒による授業評価」に向けて、各学校の取組を支援するために、評価票を用いた「授業評価システム」の開発と検証を行いました。
  授業評価の実施に伴う諸課題については、先行研究・先行文献及び調査研究協力員会での研究協議をとおして検討し、整理しました。
  こうした諸課題を踏まえ開発した「授業評価システム」では、より客観的な評価データとなるように、生徒(学習者)による授業評価だけでなく、授業者と授業者以外の教職員を評価者とし、評価者間での比較を行う方法としました。集計結果については4種類のグラフにしました。検証の結果、評価者間での評価の差が顕著に表れ、差のある箇所が授業の課題であることが明らかになり、改善につながる方法としての有効性が得られました。
  授業改善に役立て、その後の授業づくりにいかすためには、短いサイクルで行うことが望ましいことから、単元(題材のまとまり)を一つの単位として評価することとしました。検証の結果、授業の課題や改善点について分析がしやすく、改善のポイントが絞れた等、改善に役立つものであることが明らかとなりました。
  評価票については、授業改善・評価力の向上に役立つものとなるように評価項目の検討を行い、評価者別に3種類の評価票「授業評価シート」(以下「シート」という)を作成しました。シート間で対応する項目とし、質問項目以外の具体的な内容を知るために、それぞれに記述欄を設けました。検証の結果、記述欄は具体的な記載が多く、学習状況の把握や改善点が明確になる等、シートの有効性が得られました。同時に、評価項目については改善のための検討を行い、シートの改善を図りました。



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