| 総合案内 | カリキュラムセンター | 研修講座・公開講座 | 教育相談センター | インターネット資料室 | 特別支援教育 |
| 話上手は三文の徳 |
|
校長は人前で話をしなければならないことが多い。「今度の朝会で何を話そうかな〜」などと困っている様子の校長にもよく出会った。しかし、本当のところは、悩み半分、楽しみ半分の気持ちで言っていると思われる。
一般的に言って、場数を踏みながらも、努力をされているせいか、校長には話の上手な者が多い。私は、一般的で常識的な知識の不足、文章力の欠如等々で、元来原稿を書くことや人前で話すことは不得手だった。 しかし、円滑で効果的な学校運営をする上で、校長の話の上手下手は大事な要素の一つになっていると考え、時間と労力をかけ、良い話をするように心がけた。特に、全校生徒、全教職員が一堂に会する朝会などのような所での話にはエネルギーを使った。私は、PTA運営委員会、研究会、地区懇談会など小さな会合の短いあいさつでも、紋切り形のあいさつでなくて、ちょっとキラッと光るものを入れるように心がけた。 話に使えそうな話題の収集には普段から気を配り、いい考えやいい言葉が頭に浮かんだりしたときはメモを取り、新聞、雑誌等で良い記事を見たときはスクラップしたりした。そして、必ず原稿を作り、声を出して読む練習をし、暗記をした。良い原稿を作ったとしても、これが音声になった時、聴衆に響いていかないことはよくあるので、声の大きさ、速さ、間の取り方等に気をつけながら練習して本番に臨んだ。 うまくいかなかったり、うまくいったと思っても、それは自分だけが思っただけの自己満足に終わってしまったことも少なくなかった。しかし、時には、あるクラスで私の話を基にしてホームルームで話し合いがされたり、また学級新聞に取り上げたりされた。当方から求めたわけではないが、生徒ばかりでなく教員からも感想や批評をもらった。 「今度、校長はどんな話をしてくれるかな〜」と期待されているのを感じ、それに応えようと一層頑張っていたように思う。PTAの母親から私の話を聞くためにPTAの委員になったとか、卒業生から「校長先生の○○の話覚えているよ」など言われると正直うれしく思った。
|
○ ワンポイント・アドバイス あまり飾ることを考えず、自分の感じたこと・感じることを素直に表現し、話しかけた方が聞き手を引きつけると思う。 |