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「教師は五者であれ。」と言われています。 第一、自分の専門分野の学問に通じた「学者」であれ。 第二、朝のホームルームで生徒の顔色を見て健康状態を把握できる「医者」であれ。 第三、生徒の個性をつかみ、将来の適性を見抜き、進路指導に生かせる「易者」であれ。 第四、生徒を引きつけ、楽しい授業を展開できる「役者」であれ。 第五、一芸は百芸に通ずと言われることより、教師自身が一芸に秀でた「芸者」であれ。 というものです。 五番目の「芸者」だけが一般に使われている意味と異なり、芸を身に付けた者となりますが、全体を通じて、納得できる「五者」になっていると思います。 私たち教師は、様々な技量を要求される総合的な職業であると実感いたします。それゆえ教師の仕事はおもしろいのですが、裏を返せばたくさんの技量を要求される大変に難しい職業だと言えます。日々研修が必要なゆえんです。 幼稚園児の作品展を見学して驚いたことがありました。子どもたちの作品がどれも同じで、指導者の言葉どおりに描いたことが感じ取れます。幼稚園ごとに雰囲気は異なりますが、その園の子どもたちはどれも同じ傾向なのです。いかに指導者の影響が大きなも のであるか、恐ろしい気持ちになりました。 このことは子どもに限らず、大人の世界にも存在します。書道とか絵画の世界でも展覧会を拝見いたしますと、指導者の傾向が見て取れることがあります。指導者の幅の広さがないと、教え子を自分の個性に合わせるように指導してしまう弊害を感じました。 生徒の個性を引き出すことが私たち教師に求められていますが、逆に本人が自覚しないまま、教師の個性を生徒に押しつけていないでしょうか。学校では、お互いの授業を見せ合い、他の教師の良い点を研究・研修できる場作りが、校長としての責務であると感じます。
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・校外研修受講者の伝達講習による情報の広がりと、情報共有化の必要性 ・研修に関する校務分掌への位置づけと、責任体制の確立 |