神奈川県立総合教育センター

 

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 平成25年度公開研修講座に多数のご参加をいただき、ありがとうございます。各回の様子を報告します。

  • 平成25年 7月27日 土曜日 13:00~16:00
  • 神奈川の公立高校が問う「学力」
  • 横浜国立大学教育人間科学部教授  髙木 展郎氏

公開研修講座第1回は、7月27日(土曜日)、午後1時から4時まで、善行庁舎中講堂にて、教育関係職員59名、県民の方20名が参加して開催しました。

「神奈川の公立高校が問う学力」というテーマで、平成25年度選抜からの高校入学者選抜制度改正の趣旨や、これから求められる学力、日々の授業と評価のあり方などについて髙木展郎先生の熱のこもったお話を伺いました。質疑時間にも、具体に及ぶ質問に丁寧に答えていただきました。

<受講者のアンケートより>

・私の勤務している学校では、ずっと平均点や度数分布を出さずにきていたが、この度、一部の保護者の強い声に校長が押され、平均点を出すことになりました。新しい学力についてもっともっと周知をはかり、子どもたちを育てる方向性を、家庭と共通理解しながら、進めていく必要を感じました。(教職員)

・子どもたちはテストで「選ぶ」とか「抜き出す」という問題なら正答率も高く自信を持って答えるが、記述の問題や思考、判断を問われる問題には誤答も多く、自信を無くしてしまうように見えます。そういう問題を敬遠するのではなく、「書く・話す」などの活動を授業に取り入れながら、苦手意識を持たせず、楽しんで活動に取り組めるように工夫したいと思います。(教職員)

・学力についての考え方が大きく変わってきていることがよく理解できました。入試制度を変えたことと中学校の教育現場が連携されているのかを疑問に感じました。(県民)

・どのような力が今後必要なのかが分かり、参加してよかったです。ルールが変わったと言われた言葉が分かりやすかった。講師の熱意が伝わってきて、勇気づけられる気がしました。ただ、この講座が教員対象か県民対象かがよく分かりませんでした。(県民)

  • 平成25年 8月24日 土曜日 13:00~16:00

今、子どもたちは

-いじめ、不登校、リストカット、

自殺、非行・犯罪、薬物乱用-

水谷青少年問題研究所所長  水谷 修氏

公開研修講座第2回は8月24日(土曜日)、善行庁舎大講堂にて、午後1時より実施しました。

歯に衣を着せぬ、妥協のない実践活動に根づいた一つひとつの言葉に、多くの受講者が驚きや共感の意を表していました。

水谷修先生は「夜回り先生」として有名で、今回の受講者の中にも、ご家族の方が水谷先生の活動や言葉に支えられているとおっしゃった方があり、先生と直接言葉を交わしている場面なども印象的でした。

後半は、今日のお話をめぐって、4~5人のグループによる情報交換の場を設けました。

県民の方81名の参加があり、教職員も54名の受講者がありました。

<受講者のアンケートより>

・本日これから祭りのパトロールなので、夜9時まで真面目にやってこようと思いました。水谷先生のお話は、大変すばらしく参加して本当によかったです。夏休み明けに頑張る力をいただきました。(教職員)

・とてもよい内容でした。ただ、ホームページの講座案内には「公開研修講座」としか表記されていなかったので、周知されにくかったのではないかと思います。知り合いの教員にも水谷先生の話を聞かせたかったです。(教職員)

・私は教師を目指す学生ですが、授業力の向上や専門的な知識をつけることに目がいっていて、自分のことしか考えていないことに気づかされました。学校現場に限らず、日常生活で出会う子ども全てに愛情を持って接し、子どもだからと上から見るのではなく、一人の人間として関わっていきたいと思いました。(県民)

・水谷先生の肉声を聞かせていただき、本当にうれしかったです。共感することも多く、自分の考えを後押しされた思いです。グループでは、高校や中学の先生の話を聞けてためになりました。(県民)

・学校の中の問題を封印せず、先生方で解決できない問題は、専門家が解決していく組織づくりが必要であると感じました。(県民)

  • 平成25年 9月7日 土曜日 13:00~16:00

支え合いで育てる「子どもたち」と「地域」

-地域、保護者、学校がどうつながるか-

文部科学省コミュニティ・スクールマイスター  岸 裕司氏

公開研修講座第3回は9月7日(土曜日)、善行庁舎西3A研修室にて、午後1時より行われました。

妥協のない実践活動に根づいた歯に衣を着せぬ一つひとつの言葉に、多くの受講者が驚きや共感の気持ちを表していました。

前半は講師の岸裕司先生が20年以上にわたって関わられている「秋津コミュニティ」の取組みについて、内容や考え方、成果、留意点などの具体的なお話しがあり、後半は5~8人のグループごとに、講座のテーマに沿った話し合いを行いました。

県民の方14名、教職員20名、計34名の受講者でしたが、終了後のアンケートには、大変有意義で充実した講座であったとの回答を多数いただいています。

<受講者のアンケートより>

・教員の負担を軽減することや、地域全体で子どもを育てるという取組みは、非常に必要だと感じました。「できる人ができるときに無理なく楽しく」子どもたちを育て、その地域をいきいきとしたところにできるよう、教員としても考えたいです。地域の方々と話し合うことができて良い機会となりました。学校でも、地域の方々と話し合う機会がもっとあればと思いました。(教職員)

・学校と地域をつなげることの大切さや必要性について知ることができました。今回の講座を受けて、自分がどのようにして保護者や地域に関わっていこうかと考えるきっかけになりました。(教職員)

・他市町村の学校で行われている「学校支援活動」の実施状況を知ることができました。ある中学校でボランティアによる学習支援を行っていますが、PTAとの協力や、青少年委員、民生児童委員等も含めた、地域で活動を発展進化させていくための参考にしたいと思います。(県民)

・大学の卒業研究で〈放課後子ども教室〉について研究しています。今回の講座を聴き、生涯学習の視点や、学校は単に〈お願いする立場〉から〈一緒に子どもを育てていこうという姿勢〉を取り入れていくことが大切だということを学びました。ありがとうございました。(県民)

・人との関わりが希薄な現代社会において、本講座のような学び合いの機会は大変重要であると思います。ここで生まれたつながりをそれぞれの現場で生かし、秋津地域のような豊かな地域が増えたらな、と思いました。(県民)

  • 平成25年 11月30日 土曜日 13:00~16:00

変動する日本列島の話

生命の星・地球博物館館長  斎藤 靖二氏

公開研修講座第4回は11月30日(土曜日)、善行庁舎中講堂にて、午後1時より行われました。

プレートテクトニクス理論と豊富なデータにより、悠久の大地の営みを背景とした日本列島の変動について解説がありました。データによれば、いま大地震が差し迫っているとは判断しにくい。しかし冷静な学問的追究をマスコミはまるで取り上げようとしない。そこには販売部数や視聴率という市場原理に支配される人間社会のもうひとつの事情がある。地質学や自然科学の領域を自由に飛び越える斎藤氏の発想に、受講者の知的好奇心が大いに揺さぶられているようでした。県民の方46名、教職員33名の受講者がありました。

<受講者のアンケートより>

・①活断層は地震の原因ではなく結果である。②この事実をマスコミは報道しない。③二酸化炭素は温暖化の原因ではない。どれもこの講座で初めて知った内容ですが、このほかにも何点か新しい知識を得ることができました。(教職員)

・我々がふだん授業の中で扱っていたことは本当に正しいことなのか、報道で得た情報はすべて真実なのか、ということを考えさせられました。情報を得ることは必要ですが、それを鵜呑みにせず、自らが研究や研修を重ね、正しい知識を得て教育にいかしていきたいと思います。(教職員)

・本年一番面白いです。ありがとうございます。学際・実学的です。(教職員)

・科学的に裏付けられたデータをもとに説明されたので納得できました。ただ、「備えあれば…」の例えどおり、防災にはこれからも注意を払いたいと思います。(県民)

・分かりやすいお話で、楽しく聞かせていただきました。地質学にとても興味をもちました。こういう内容がなかなか私たちに届かないのが残念です。マスコミなどから伝わる情報ばかりでなく、常に他の考え、事実に対しアンテナをみがくことが大事だと思いました。(県民)

・東日本大震災とか、いろいろ災害がありますが、悲しんでばかりいるわけにもいかず、また、普通に生きているものもタイムを止めるわけにもいかず、せめても勉強できる機会があることはうれしいことです。何が起きているのかがわかると、少し恐怖心がなくなります。(県民)

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